日本の猫カフェは大阪から始まりました。2004年に北区で開業した猫の時間 きた本店は国内初の猫カフェとして広く知られ、いまも営業を続けています。2026年10月の時点で市内の猫カフェは60店を超え、その半数近くが保護猫カフェです。中崎町、天満、谷町の路地裏には、古い木造家屋を改装した店も少なくありません。梅田、心斎橋、天王寺の駅前にはチェーン店がそろい、鉄道模型の中を猫が歩くカフェや、猫と一緒に泊まれる銭湯風の店まであります。
以下の店はすべて、2026年10月に公式サイト、Instagram、またはGoogleの店舗情報で確認しました。大阪の猫カフェマップからまとめて見ることもできます。
大阪の猫カフェの料金システム
チェーン店は10分単位です。 MOCHAとMOFFは最初の30分の料金に、以降10分ごとの延長料金が加わり、1日の上限があります。MOCHAはドリンクバー込み、MOFFはドリンクの注文が必要です。30分だけ立ち寄るなら、いちばん安く済むのがこのタイプです。
ほかの多くの店はコース制です。 30分から3時間までのコースが中心で、たいていドリンクが付きます。1時間の相場は1,100〜2,000円ほどです。長く過ごしたいなら、平日のフリータイムプランを探してみてください。
いちばん安いのは、地域密着の店や保護猫カフェです。 Cafe&Bar Manulの猫部屋は1時間550円とオーダー、保護犬&保護猫カフェ 天神橋店は時間無制限で990円、保護猫サロン Goo、猫カフェ てんてん、森のねこ舎は1時間1,000〜1,200円です。
店のルールは、ほかの多くの都市より厳しめです。たいていの店で靴下の着用が必要で(入口で靴下を販売している店もあります)、猫の抱っこを禁止している店も多く、ほかのアニマルカフェに行った直後の人、外で野良猫をなでてきた人、香水の強い人や飲酒している人の入店を断る店もあります。現金のみの店もいくつかあります。
大阪の猫カフェ早見表
エリア | 予約なしで入りやすい店 | 保護猫カフェ | ひと味違う店 |
|---|---|---|---|
梅田・中崎町 | MOCHA 梅田店、にあにゃあ | ウリエル、SAVE CAT CAFE | 日本初の猫カフェ、猫の時間 |
難波・心斎橋 | MOCHA 心斎橋店、Cat tail | 猫の恵庭(22時まで) | ネコリパブリックのねこ浴場 |
天王寺・阿倍野 | MOFF 天王寺ミオ店 | にゃんプチーノ | 鉄道模型のジオラマ食堂 |
京橋・城東 | てんてん | にゃーくる、Goo | - |
十三・大阪北部 | - | ねこの木、森のねこ舎 | エキゾチックショートヘアのmaren |
梅田・中崎町・天満
キタで予約なしにいちばん気軽に入れるのは、東梅田駅1番出口から徒歩2分のビル2階にある猫カフェMOCHA 梅田店です。純血種の猫が31匹います。最初の30分が平日1,100円、土日祝1,400円で、以降は10分ごとに220円、1日の上限は平日3,520円、土日祝3,850円で、ドリンクバー込みです。6歳以上なら保護者同伴で入店でき、毎日10時〜20時に営業しています。
阪急大阪梅田駅から徒歩5分のビル6階にある猫カフェにあにゃあは、ほかの動物がいない猫カフェとしては市内でGoogleの口コミがもっとも多い店です。22匹の猫は約13種類。1時間ドリンク付きで1,500円、3時間で3,400円までです。もともと「ひとりで来られる猫カフェ」として始まった店で、いまもひとり客が多く訪れます。現金のみ、予約不可、小学生以上は保護者同伴で入店でき、木曜定休です。
中崎町駅1番出口から徒歩3分、天五中崎通商店街にある猫の時間 きた本店は、2004年に日本の猫カフェの歴史を始めた店で、畳の部屋があります。1時間で平日1,200円、土日祝1,300円。未就学児は平日の11時〜13時のみ入店できます。営業は水曜〜日曜の11時〜18時です。
中崎町の路地裏には、大阪でも指折りの保護猫カフェが集まっています。
- 保護猫カフェ・ウリエル 中崎町駅から徒歩約6分、里親を募集している保護猫たちに会えます。1時間1,650円でドリンク無料、平日17時以降は2,750円で閉店まで過ごせます。平日は21時まで営業。子どもは猫を抱っこできません。
- 保護猫邸 SweetHome ウリエルと保護猫邸ヴィラウリエル ウリエルの姉妹店で、成猫やシニアの保護猫がいる個室を1組で貸し切れます。1人1時間2,000円、予約はオンラインで。
- 猫カフェぐるぐる堂 梅田店 中崎町駅から徒歩3分、リノベーションした民家に純血種の猫がいる店で、1時間おやつ付きで1,650円。カップルプランは同性カップルも歓迎で、30分無料で延長できます。
少し東の天満・扇町周辺には、次のような店があります。
- SAVE CAT CAFE JR天満駅から徒歩3分、おおさかねこネットと連携する保護猫カフェで、2026年には毎月数匹ずつ譲渡していました。90分ドリンク付きで1,600円、ケーキやカレーが付くと2,200〜2,900円です。入店は10歳以上で、2027年からは15歳以上に引き上げられます。月曜定休。
- Cat Space JR天満駅から徒歩4分、古民家の保護猫カフェで、ドリンク、おやつ、おもちゃ付きで1時間1,700円から。6歳未満は原則として入店できません。木曜定休。
- 漫画猫カフェ ねこのたつき。 中津駅から徒歩5分、譲渡を目的とした保護猫と、1,000冊をゆうに超える漫画がある店です。平日はドリンク付きで1時間1,200円。木曜定休。
- SCAT WORKS 大阪天満宮駅から徒歩2分、約20匹の保護猫すべてが里親募集中で、コワーキングスペースと猫のトリミングサロンを併設しています。1時間ドリンク付きで1,870円。支払いはキャッシュレスのみです。
- 保護犬&保護猫カフェ 天神橋店 扇町駅から徒歩3分、メインは保護犬カフェで、奥に猫部屋があります。ドリンク付き、時間無制限で990円です。
少し西のJR福島駅から徒歩7分にあるnekottoは、猫部屋を5名までの1組ずつ貸し切りにしており、1人1時間2,000円です。予約なしでも、カウンター席から窓越しに猫たちを眺められます。なお、当サイトの掲載情報では、nekottoは2026年10月末でこの場所を離れる予定とされていたため、訪れる前に公式サイトで確認してください。
難波・心斎橋・日本橋
心斎橋駅5番出口から徒歩3分、大丸の2つの建物の間にある猫カフェMOCHA 心斎橋店には純血種の猫が19匹いて、毎日10時〜20時に営業しています。最初の30分が平日1,188円、土日祝1,518円、以降は10分ごとに220円で、ドリンク込みです。
長堀橋駅7番出口から徒歩2分のねこ浴場&ねこ旅籠 ネコリパブリック大阪は、銭湯をイメージした保護猫カフェで、足湯もあります。大阪で唯一、猫と一緒に泊まれる場所でもあり、6名まで一棟まるごと宿として借りられます。料金は10分ごとに平日220円、土日祝275円で、これに385円のドリンク飲み放題が加わります。子どもも保護者同伴で入店できます。
心斎橋、なんば、四ツ橋の各駅から徒歩5分ほどのビル2階にある猫カフェ Cat tailには約20匹の猫がいて、膝に乗るのが得意なミヌエットが多くいます。1時間1,500円、3時間で3,050円までで、毎日20時30分まで営業しています。8歳未満は入店できず、猫の販売業の登録もしている店です。
このあたりには夜遅くまで開いている店もあります。心斎橋から徒歩5分の猫カフェぐるぐる堂(アメリカ村)には大型種を中心に十数匹の猫がいて、バリ島の竹のキャットタワーがあり、チャイやラッシーも飲めます。営業は22時まで(月曜は20時まで)。近鉄日本橋駅から徒歩3分の保護猫カフェ 猫の恵庭は約30匹の保護猫がいる店で、すべて里親募集中です。営業は13時〜22時、木曜定休。1時間1,400円で、12歳未満は入店できません。
ミナミのほかの店:
- 猫カフェ 三日月 南海なんば駅から徒歩6分、通りに面したガラス張りの1階に10匹の猫がいます。英語のウェブサイトもあります。LINE会員なら平日1時間1,750円。6歳以上。店の清掃は障害者の就労支援事業所に委託しています。
- 猫カフェねこほす 心斎橋近くの子猫や若い猫がいる店で、280人を超える来店者の評価は4.9。30分880円とオーダー、上限は3,300円です。
- 猫Cafe RagDoll 南海なんば駅近くのビル5階にある純血種の猫の店で、670人を超える来店者の評価は4.7。予約も電話での問い合わせも受け付けていないので、営業日や夜のドリンク営業の日はInstagramで確認してください。
- 猫カフェ 招き猫 日本橋駅のすぐそばで、マンチカンやノルウェージャンフォレストキャットなど14匹の猫がいます。平日1時間1,300円から、5歳以上、現金のみ。木曜定休。
- 保護ねこカフェneu。 松屋町駅から徒歩5分、路地裏の古民家にある保護猫カフェで、里親募集中の猫が約20匹、ヴィーガンフードもあります。1時間1,800円、年齢制限なし、平日は21時まで営業。
- 保護猫カフェ もっちゃり 谷町六丁目駅から徒歩3分の小さな保護猫カフェで、ドリンクとおやつ付きで1時間2,000円。土日はLINEで予約を。
- 猫カフェ 猫音(にゃおん)(新世界) 恵美須町駅から徒歩1分、コーヒーにこだわる店で猫は6匹。1時間ドリンク付きで1,600円、21時まで営業。
天王寺・阿倍野・鶴橋
天王寺駅直結の天王寺ミオ6階にあるCat Café MOFF 天王寺ミオ店は、家族連れにいちばんおすすめの店です。3歳未満は無料、ベビーカーや車いすでも入れ、年齢制限はありません(13歳未満は保護者の同伴が必要)。22匹の猫には、ラグドール、ラパーマ、サイベリアンなどがいます。最初の30分が900円、以降は10分ごとに250円で、上限は平日2,100円、土日祝3,100円、別途ドリンクの注文が必要です。猫の抱っこはできません。
- ジオラマ食堂 JR寺田町駅から徒歩3分、鉄道模型のジオラマの中で保護猫が暮らしています。1時間ドリンク付きで2,000円、英語を話すスタッフがいて、車いすでも入れます。事前に予約を。
- 保護猫カフェ にゃんプチーノ(帝塚山) 阪堺電車の姫松駅から徒歩1分、小さな部屋に保護猫が6匹ほどいる店で、障害者の就労継続支援事業所として運営されています。平日1時間1,430円、子どもは880円、3歳未満は無料。予約はオンラインで。
- 猫カフェ みーちゃ・みーちょ 昭和町駅から徒歩3分、里親募集中の保護猫がいて、2階には畳の部屋があります。水曜定休。
- CATS WELCARE あべの店 NPO法人が運営する譲渡型の保護猫ルームで、多頭飼育崩壊の現場から保護された猫たちがいます。営業は水曜と土日。予約は電話で。
- 保護猫カフェ 鶴橋店 鶴橋駅5番出口から徒歩1分の保護猫カフェで、年中無休。下の階には保護犬カフェがあります。
- 猫カフェ アフロディーテ 鶴橋近くの小さな店で、純血種の猫が10匹ほど。1時間ごとに1組の貸し切りで、1人1,320円です。水曜定休。
桃谷近くのねことカフェ大阪天王寺店はGoogleでの評価が高い店ですが、2026年10月にはGoogle上で臨時休業と表示されており、店は営業を続けるためのクラウドファンディングを行っていました。行く前にInstagramで確認してください。
京橋・城東
- 猫の惑星 にゃーくる JR京橋駅南口から徒歩1〜2分、古民家の保護猫カフェで、猫は15〜20匹。猫エイズ(FIV)陽性の猫のための部屋もあり、2025年6月までに85匹を譲渡したとしています。1時間ドリンク付きで1,700円。小さな子どもは貸し切り枠でのみ利用できます。予約はLINEで。
- 猫カフェ てんてん 緑橋駅から徒歩5分、市内でも特に安い店のひとつで、1時間ドリンク付きで1,100円、平日は時間無制限で2,200円です。入店は中学生以上。Googleの評価は3.6で、大阪の店としては低めです。
- 保護猫サロン Goo 京阪関目駅から徒歩2分、20匹を超える保護猫がいて、1時間ドリンク付きで1,000円。予約なしで入れます。
- 保護猫サロンにゃんにゃ(緑橋) 大阪城公園で保護された猫や子猫を迎えている、自宅のようなシェルターです。営業は午後、水曜定休。
十三と大阪北部
- 譲渡型保護猫カフェ ねこの木 阪急十三駅から徒歩5分、認定NPO法人が運営する譲渡型の保護猫カフェで、猫を抱っこしてもかまいません。30分ドリンク付きで1,000円から、未就学児は無料。火曜と第1・第3水曜が定休です。
- 森のねこ舎 阪急淡路駅から徒歩5分、保護猫が約20匹いる店で、評価は4.8。1時間1,200円。火曜・水曜定休。
- Qsmet 上新庄近くの2か所で約50匹の保護猫を受け入れているシェルター型のカフェで、30分1,000円から、現金のみ。未就学児は入店できません。
- maren 阪急三国駅近くのエキゾチックショートヘアの店で、1時間ごとの枠をLINEで予約します。2026年10月にオープンしました。
- 短足Home 阪急十三駅から徒歩5分、ダックスフンドやコーギーなど、短足の猫と犬がいる店です。
- catteria cloud nine 東三国近くのブックカフェで、年長の猫が5〜7匹。営業は夜のみです。
ベイエリアと大阪西部
- 保護猫カフェ ねこの箱舟(天保山) 海遊館の隣にある、鉄道模型のジオラマがある保護猫カフェで、年中無休。海遊館のついでに立ち寄りやすい店です。
- Cafe&Bar Manul 千鳥橋駅から徒歩2分、畳の部屋で保護猫と過ごせます。1時間550円とオーダーで、市内でいちばん安い店です。猫部屋は22時まで開いていて、18時以降はカラオケが無料です。
- ねこカフェhäntä 阪神出来島駅から徒歩3分、野良猫や特別なケアが必要な猫のための保護猫カフェで、FIV陽性の猫の部屋があり、猫ヨガも開いています。月曜・火曜定休。
- CATS WELCARE ドーム前店 同じNPO法人の2店目の譲渡型保護猫ルームで、ドーム前千代崎駅から徒歩5分。営業は水曜と土日、駐車場が2台分あります。
大阪には、猫とほかの動物が一緒にいる店や、猫を販売している店もあります。扇町近くのCat&Animal Cafe Noah’s Ark 天神橋筋3丁目店は口コミが1,200件を超え、1階にブリーダー出身の猫が約40匹、上の階にはタヌキやワラビーがいます。心斎橋のアニミル心斎橋は猫も数匹いるふれあい動物園で、アニマルカフェ 妖精のお部屋には猫のほかにフェネックやジェネットがいます。心斎橋と天王寺にある空陸家の2店はグループのペットショップとつながりがあり、Googleの評価は市内の猫カフェでもっとも低い部類です。
子ども連れで行ける大阪の猫カフェ
- 家族連れ歓迎: MOFF 天王寺ミオ店(3歳未満無料)、ネコリパブリック大阪、ねこの木(未就学児無料)、にゃんプチーノ(3歳未満無料)、neu。いずれも保護者の同伴が必要です。猫の時間は平日の午前中なら未就学児も入れます。
- 5〜8歳以上: 招き猫(5歳以上)、MOCHAと三日月(6歳以上)、Cat Space(6歳以上)、Cat tail(8歳以上)。
- 年齢が上の子どものみ: SAVE CAT CAFE(10歳以上、2027年からは15歳以上)、猫の恵庭(12歳以上)、てんてん(中学生以上)。
大阪に泊まるなら、難波・心斎橋が便利です。徒歩圏に十数軒の猫カフェがあり、御堂筋線で北の梅田へも南の天王寺へもすぐです。なんば駅周辺の宿はBooking.comで探せます。
閉店した大阪の猫カフェ
- 東心斎橋にあったエキゾチックショートヘアの店、猫鈴(Nyanbell)は2026年9月末に閉店しました。
- 道頓堀の三毛猫茶屋は2023年12月に閉店しました。
- 西中島の猫の箱は2019年12月に閉店しました。
日本各地の猫カフェは日本の猫カフェガイドで紹介しています。猫カフェが初めてなら、猫カフェとはもあわせてどうぞ。



