名古屋の猫カフェは、はっきり2つのタイプに分かれます。栄や名古屋駅周辺の中心部では、全国チェーンが商業ビルやショッピングモールの中に、予約なしで入れる明るい店を構えています。一方、住宅地の区には小さな保護猫カフェが多く、2階建てバスを改装した店や古い木造家屋の店、商店街のビルの上の店など、魅力的な店はむしろこちらに集まっています。地元の人の多くは車で来るので、駐車場のある店が多いのも特徴です。
以下の店はすべて、料金、年齢制限、定休日を含めて2026年10月に公式サイト、Instagram、ブログで確認しました。愛知県内のほかの猫カフェとあわせて、名古屋の猫カフェマップでまとめて見られます。
チェーン店か保護猫カフェか
チェーン店(MOCHA、MOFF、PuchiMarry)には純血種の猫が20匹ほどいて、予約なしで入れます。料金は最初の基本料金のあとは10分単位の延長で、1日の上限があります。毎日営業していて気軽に行けるのが強みで、モール内の店には年齢制限がありません。
保護猫カフェは1時間単位か定額の料金で、そのお金は猫たちが譲渡されるまでの世話に充てられます。チェーン店より静かで、営業日が週に数日だけの店も多く、予約が必要な店もいくつかあります。郊外には、保護猫ではなく猫を繁殖・販売している店もあるので、該当する店は本文で明記しました。
ほとんどの店で、入口での手洗いと、猫を抱っこしないことが求められます。靴下の着用を求める保護猫カフェもいくつかあるので、1足持っていくと安心です。
名古屋の猫カフェ早見表
店名 | 場所 | 料金 | 年齢 | タイプ |
|---|---|---|---|---|
MOCHA 名古屋栄店 | 矢場町駅 徒歩1分 | 30分1,100円 | 6歳以上 | チェーン |
MOFF 名古屋PARCO店 | 矢場町駅直結 | 30分700円+ドリンク | 制限なし(大人同伴) | チェーン |
ひとやすみ | 錦 | 1時間1,400円 | 小学生以上 | 保護猫 |
PuchiMarry 名古屋大須店 | 大須観音駅 徒歩3分 | 30分1,095円 | 記載なし | チェーン |
花の木シェルター | 西区 | 800円(時間無制限) | 制限なし | シェルター |
ひだまり号 | 西区 | 1時間1,320円 | 5歳以上 | 保護猫 |
ヘミングウェイ | 今池駅 徒歩3分 | 1時間1,300円 | 制限なし(大人同伴) | 保護猫 |
めおまるけ | 鳴海 | 1時間1,000円+ドリンク | 制限なし(大人同伴) | 保護猫 |
笑猫 | 名東区 | 1,400円 | 制限なし(子ども700円) | 保護猫 |
cotanchi | 植田駅 徒歩3分 | 30分600円+ドリンク | 制限なし | マンチカン |
栄・矢場町
中心部の大型チェーン2店は、矢場町のPARCOのそばにあり、歩いて数分の距離です。
猫カフェMOCHA 名古屋栄店は、PARCO南館の隣に建つBECOME SAKAEの2階にあります。矢場町駅から徒歩1分、栄駅からも歩いて10分ほどです。ラグドールやサイベリアンからシンガプーラ、ペルシャまで、約20匹の純血種が暮らしています。料金は最初の30分が平日1,100円、土日1,400円で、以降は10分ごとに220円、1日の上限は平日3,520円、土日3,850円。ドリンクバーは料金に含まれます。6歳以上の子どもは大人と一緒に入店できます。営業は毎日10時〜20時で、予約はいりません。
Cat Café MOFF 名古屋PARCO店はPARCO midiの3階にあり、矢場町駅からPARCO東館を通って地下から行けます。25匹の猫の中には、定番の品種に加えてベンガル、シャルトリュー、トンキニーズもいます。料金は30分700円とドリンク1杯の注文で、以降は10分ごとに250円。上限は平日1,900円、土日2,900円なので、長く過ごすならいちばん安いチェーン店です。年齢制限はなく、3歳未満は無料、13歳未満は大人の同伴が必要です。営業は11時〜19時で、休館日はPARCOに準じます。猫の抱っこはできず、おやつはスプーンであげる決まりです。
そこから数分、丸の内駅と久屋大通駅のあいだの錦にある保護猫カフェ ひとやすみは、2015年から花の木シェルターと連携している保護猫カフェです。猫は約14匹。料金はドリンク飲み放題で1時間1,400円、2時間2,400円、20時以降は30分900円で利用できます。支払いは現金のみで、入店できるのは小学生以上、猫の抱っこはできません。営業は平日13時から、土日は12時からで、2026年10月時点では20時30分に閉店していました。
大須
猫カフェ PuchiMarry 名古屋大須店は、アーケード商店街の万松寺通にあるビルの3フロアを使った店で、大須観音駅から徒歩3分です。若い猫が20匹以上いて、営業は毎日21時までと、チェーン店の中でいちばん遅くまで開いています。料金はドリンクバー付きで30分1,095円、以降は10分ごとに220円。平日には猫のおやつ付きのフリータイムプランが3,300円であります。
近くの大須観音駅2番出口から徒歩1分のフワフワランドは、ペットショップを併設したドッグカフェが中心で、猫は2階にいます。この記事で紹介する中ではいちばん高く、平日30分1,580円から。動物は店で繁殖した子たちです。
名古屋駅・西区
名古屋駅からいちばん近いチェーン店は、ルーセントアベニューから徒歩6分、イオンモール3階にある猫カフェMOCHA イオンモールNagoya Noritake Garden店です。20匹の猫の中には、ノルウェージャンフォレストキャット、ヒマラヤン、アビシニアンもいます。料金は10分ごとに平日297円、土日363円で、上限は平日3,960円、土日4,290円。年齢制限はありません。
西区の浅間町駅から徒歩7分の花の木シェルター本館は、名古屋でいちばんお得な場所です。ふれあいルームは1人800円で時間制限がなく、飲み物の持ち込みもできます。2015年から2025年までに2,158匹の猫を新しい家族に送り出したという大規模な保護団体で、高齢の方や単身の方の譲渡も歓迎しています。営業は13時〜18時で、毎月第2・第3木曜が休み。2つ目の施設である花の木シェルター弐号館は中村区の太閤通駅から徒歩9分で、多頭飼育崩壊の現場から保護された猫たちのために2018年に開設されました。料金と営業時間は本館と同じです。どちらも駐車場はありません。
保護猫カフェひだまり号は、2階建てバスを改装した保護猫カフェで、西区の市バス「香呑町」停留所の目の前にあります。770件以上のクチコミで平均4.9と、市内でいちばんクチコミの多い猫カフェです。席は12席で、猫はほぼ全員が譲渡対象。子猫のころにミルクで育てられた子もたくさんいます。料金はソフトドリンク込みで、お試し30分880円、1時間1,320円(5歳〜小学生は1,100円)。ビールやチューハイも販売しています。5歳未満は入店できません。営業は11時30分からで、水曜と木曜が定休日です。支払いはAMEXとPayPayのみで、現金は使えません。駐車場は2台分あります。
今池・東部
今池駅4番出口から徒歩3分の保護猫カフェ ヘミングウェイは、NPO法人が保護した猫たちのための保護猫カフェで、猫は全員が譲渡対象です。料金はドリンク付きで1時間1,300円、学生と18歳未満は1,100円で、子どもも大人と一緒なら入店できます。火曜と金曜が定休日(祝日の場合は営業)で、平日は午後から、土日は11時から営業しています。当日の電話予約もできますが、予約なしでも入れます。靴下の着用が必須です。
今池駅11番出口から徒歩1分のANIMAL Cafe and Bar mofuttoはサイベリアン専門の猫カフェで、フクロウや犬もいて、夜はフードとお酒も出しています。2026年4月から完全予約制になり、料金は平日90分3,200円から。火曜定休です。
さらに東へ行くと、ナゴヤドーム前矢田駅から徒歩10分のイオンモール1階にCat Café MOFF イオンモールナゴヤドーム前店があります。猫は19匹で、料金はMOFF 名古屋PARCO店と同じですが、ドリンク代380円がかかります。北区の黒川駅から北へ徒歩13分ほどのCATSPOT ZILLIONは2025年4月にオープンした店で、8匹の猫は全員が譲渡対象です。料金は1時間1,400円、水曜定休で、15時〜16時は猫の休憩時間です。大曽根駅から徒歩6分、つどいタウン3階のねこへやta助には、家族を探している猫が13匹います。料金はドリンク付き1時間で平日1,300円、土日1,500円、、支払いは1階の喫茶店で済ませます。水曜定休です。
郊外
地元の人が車で通う店は住宅地の区にあり、ほとんどが専用の駐車場を持っています。
- めおまるけ(緑区): 畳の部屋と縁側のある古民家を改装した保護猫カフェで、2016年から夫婦で営んでいます。JR大高駅北口から徒歩6〜8分。料金は平日1時間1,000円とドリンク代で、子どもは割安です。予約は不要で、そのまま入れます。水曜・木曜定休。駐車場5台。
- 保護猫カフェ 笑猫(名東区): 高齢の猫や多頭飼育崩壊の現場から来た猫のための保護猫カフェで、建物はめおまるけを参考にした民家です。料金はドリンクとお菓子付きで大人1,400円、子ども700円。電話での予約が必須です。月曜定休。駐車場1台。
- ねこや(緑区): アレルギー症状が出にくいとされる品種の猫が約10匹いる店で、徳重駅から徒歩8分。料金は1時間1,760円、ネット予約なら1,650円です。未就学児は入店できません。木曜定休。駐車場は3〜5台分。
- マンチカン専門猫カフェ cotanchi(コタん家)(植田駅近く): 駅から徒歩3分のビル7階に、20匹以上のマンチカンがいます。料金は30分600円、1日2,800円で、別にペットボトル飲料200円がかかります。子どもは割安で、3歳未満は無料。2026年10月時点では予約制で、月曜・火曜定休です。
- 猫カフェ にゃんこ(名東区): 東部の住宅地にあり、星ヶ丘駅から約1.5キロ、駐車場があります。猫は13匹で、ほとんどがエキゾチックとヒマラヤンです。料金は1時間1,000円とドリンク代。未就学児は入店できません。土曜定休。2026年9月の浸水被害で休業し、2026年11月の営業再開を目指していました。
- ねこまんま(昭和区): 月に1回、週末の午後だけ猫カフェとして営業していて、営業日は毎月告知されます。御器所駅から徒歩10分。1時間1,980円で、小学生以上が対象です。
- 猫カフェMOCHA ららぽーと名古屋みなとアクルス店(港区): 名古屋で3店目のMOCHAで、港区役所駅から徒歩2分。猫は23匹で、料金はNoritake Garden店と同じです。
中川区の猫カフェ キャットB&Cは、金山からバスですぐのブリーダー兼ペットショップで、猫を抱っこでき、子猫の販売もしています。料金は30分500円から。港区のペットショップ N.catと名東区のわびさびハウスも、猫カフェとして営業しているブリーダーです。
子ども連れで行ける名古屋の猫カフェ
- 年齢制限なし: MOCHA Noritake Garden店とみなとアクルス店、MOFFの2店、cotanchi、ヘミングウェイ、めおまるけ、笑猫。いずれも大人の同伴が必要です。MOFF、MOCHAのモール内の2店、cotanchiは3歳未満無料です。
- 5歳以上: ひだまり号。
- 6歳以上: MOCHA 名古屋栄店、ひとやすみとねこまんま(いずれも小学生以上)。
- 未就学児不可: ねこや。
名古屋市のすぐ外
名古屋の北、春日井市のねこカフェNew Journeyは、名古屋で保護猫カフェを探すとよく名前が挙がる店です。県内のそのほかの店は愛知県の猫カフェマップをご覧ください。
名古屋に泊まるなら、拠点にいちばん便利なのは栄です。矢場町のチェーン2店とひとやすみには歩いて行けて、大須、今池、名古屋駅へも地下鉄ですぐです。栄駅周辺の宿はBooking.comで探せます。
閉店した名古屋の猫カフェ
- 中区千代田の**キャッツギャラリー(Cats Gallery)**は2023年2月に閉店しました。
- 栄のプリンセス大通りにあった猫カフェ キャットストリートは2020年3月に閉店しました。
初めての猫カフェで気をつけたいことは猫カフェとはのガイドで、全国の猫カフェは日本の猫カフェガイドで紹介しています。



