オーストラリア初の猫カフェは、2014年7月にQueen StreetにオープンしたCat Cafe Melbourneで、その後も多くの店が続きました。ただ、ブリスベン、パース、ホバート、バララットなどではかなりの店がすでに閉店しており、古いリストではいまだにそうした店が案内されています。当サイトのディレクトリには、オーストラリアで猫と過ごせる場所が21か所掲載されていて、その半分がシドニーとメルボルンにあります。店のタイプはさまざまで、譲渡対象の猫がいる保護施設のような店もあれば、同じ看板猫が生涯を過ごす店もあり、子猫を販売している店も少しあります。
以下の店はすべて、2026年11月初めに、各店の公式サイト、予約ページ、SNSとGoogleの情報を確認しました。料金はオーストラリアドル表示です。いちばん変わりやすいのは営業時間で、掲載先によって違う時間を載せている店もいくつかあるので、出かける前に予約カレンダーを確認してください。
オーストラリアの猫カフェのしくみ
猫と厨房は分けられています。 オーストラリアの食品基準コード(Food Standards Code)は、食品を扱う場所に生きた動物を入れることを禁じており、猫も例外ではありません。そのためほとんどの店には独立したラウンジがあり、二重扉の奥にあることもよくあります。食べ物をいっさい出さず、フタ付きの飲み物だけという店も多くあります。例外はゴールドコーストのCrazy Catで、カフェの飲食物をラウンジに持ち込めます。
時間制の枠を予約します。 シドニー、メルボルン、ゴールドコーストでは45〜60分で25〜37ドルが目安で、ドリンク付きのこともよくあります。地方や慈善団体が運営する部屋はずっと安く、ビクトリア州のGrounded Pawsは30分5ドルです。週末や学校の休暇期間は予約しておくと確実で、ほとんどの店は空きがあるときだけ予約なしの客を受け入れます。24時間前を過ぎると返金や変更に応じない店も多くあります。
子ども連れなら年齢制限を確認しましょう。 年齢制限は料金以上に店によって違います。Crazy Catは年齢制限がなく、Lazy Catは3歳から、CatmosphereとCat Houseは5歳から、Cashmereは6歳から、Cat Cafe Melbourneは8歳からです。12歳未満には大人の付き添いを求める店がほとんどで、子ども2人につき大人1人を求める店もあります。
店内ルールはどこもほぼ同じです。 到着したら手を消毒し、求められたら靴を脱ぐか靴下を履きます。猫を抱き上げたり起こしたりせず、フラッシュはオフにしましょう。
譲渡は保護団体を通して行います。 確認できた譲渡費用は、Grounded Pawsの150〜300ドル、Jijiの350ドルなどで、明記されている場合は不妊去勢手術、ワクチン接種、マイクロチップの費用が含まれます。申し込みをして猫と会うことが先なので、その日のうちに連れて帰れるとは考えないでください。
オーストラリアの猫カフェ早見表
都市 | 初めてなら | 譲渡対象の猫 | ひと味違う店 |
|---|---|---|---|
シドニー | Catmosphere | Paw Haus、Bubble Bath | Catmosphereの猫シネマ |
メルボルン | Cat Cafe Melbourne | Grounded Paws(トララルゴン) | Cashmereの25匹の猫 |
ブリスベン | EggYolk | RSPCA Black Cat Café | 猫を眺めながらの朝食 |
ゴールドコースト | Crazy Cat Café | - | SupermarCatの無料の15分 |
アデレード | Sassy’s | Sassy’s、MeowMe | MeowMeのデザート |
タスマニア、クイーンズランド州極北部 | - | Just Cats、Paws and Claws | 気軽に立ち寄れるシェルター |
シドニー
シドニーはオーストラリアの都市でいちばん猫カフェが多いのですが、店は広い範囲に散らばっていて、中心部の近くにあるのは2軒だけです。すべての店はシドニーの地図で見られます。
サリーヒルズのFoveaux Street沿い、セントラル駅から徒歩5〜10分のCatmosphereは2015年にオープンした店で、最初に訪れるならまずここです。シドニーの小さな保護団体The Cat Sanctuaryと連携しており、部屋を選んで利用します。8歳以上が対象のCat Loungeには、Catmosphereが生涯引き取った成猫が十数匹以上いて、料金は50分で平日30ドル、週末と祝日は32.50ドルです。ティキがテーマのTreehouseには新しい家族を探している若い猫がいて、料金は同じです。Kittylandでは保護された子猫と40分過ごせます。どちらも5歳以上が対象です。小さな映画館のCatflixは45ドルで、猫たちに囲まれて床置きのラウンジソファでワイヤレスヘッドホンを着けて映画を観ます。どの部屋もドリンク付きで、12歳以下の子どもには料金を払う大人の同伴が必要です。食べ物はありません。火曜定休で、午後に休憩時間があり、予約なしで入れるかは空き次第です。サリーヒルズとセントラル駅周辺の宿はBooking.comで探せます。
ウォータールーのO’Dea Avenue沿い、グリーンスクエア駅から歩いてすぐのYUMIAO Cat Cafeは、創業者のブリティッシュショートヘアにちなんで名付けられた店です。看板猫の多くは保護猫、飼育放棄された猫、ブリーダーを引退した猫で、新しい家族を探すのではなくここで暮らし続けます。45分の利用は平日28ドル、週末30.80ドルで、予約するとドリンクが1杯無料になります。子ども料金はありません。おやつとドリンク付きの1時間のプラン「Feed the Cats」は38ドルです。開店は10時からで、月曜、週末、学校の休暇期間は19時まで、それ以外の平日は17時までです。最終入場は閉店の1時間前です。
インナーウェストでは、Cha & Zak’s ClubhouseがRich Street沿い、Marrickville Tradersの倉庫街にあります。さまざまな品種の猫17匹がいて、ペットのトリミング店や犬の保育園と同じ場所にあります。1時間30ドルでドリンク、おもちゃ、おやつが付き、予約しても予約なしでも利用できます。営業は月曜〜木曜が12時〜17時、金曜〜日曜が9時〜17時です。
保護猫に会いたいなら、エンフィールドのLiverpool Road沿いにあるPaw Hausへ。Pet Usのチームが運営する店で、The Gentle Beanというカフェの上階にあります。猫はKittie Kat Rescueから来ており、2026年6月までに109匹が譲渡されました。料金は1分1ドル、オンライン予約なら30分30ドルからで、10歳未満は大人の同伴が必要です。月曜定休ですが、公式サイトとGoogleで営業時間が違うので、事前に確認してください。同じチームがウェントワースポイントのBaywater Drive沿いで運営するBubble Bathは、譲渡対象の猫がいる猫部屋を備えたドッグウォッシュ(犬の洗い場)です。無料のドリンクが付き、猫部屋の営業は水曜〜日曜、学校の休暇期間は毎日です。どちらの店も、譲渡を希望する人には自宅を紹介する動画を求めています。
同じウェントワースポイントの、ベネロング橋を渡った対岸がローズという場所にあるマリーナスクエアのCat House & Coは、猫ラウンジ兼キャットホテル兼ペットショップです。ドリンク付きの50分の利用は大人25ドル(週末は27.50ドル)、5〜12歳の子ども15ドル(16.50ドル)で、ほとんどの日は20時か21時まで開いています。猫は純血種と雑種で、ブリーダーから仕入れた純血種の子猫も販売しています。
ロウアー・ノースショア、ミドルコーブのJiji Rescue Cat Cafeは2023年に創業した保護猫カフェで、115匹以上を譲渡してきました。2026年11月初めの時点では、公式サイトとGoogleのどちらでも臨時休業中で再開日は未定となっていたので、行く前に確認してください。営業時には最大6人の貸切制で、20分15ドルからで、8歳以上が対象です。
メルボルン
メルボルンの猫カフェといえば、たいていの人が思い浮かべるのはオーストラリア初のCat Cafe Melbourneです。2023年にGuildford Laneの旧店舗を離れ、2024年にカールトンの512 Swanston Streetで再オープンしました。RMITとメルボルン大学の間にあり、店の前をトラムが走っています。古い情報にはまだGuildford Laneの住所が載っています。2フロアに20匹以上の猫が暮らしており、すべてシェルターから迎えられてここで生涯を過ごすので、譲渡対象の猫はいません。1時間25ドル、温かいドリンク付きで28ドル、30分18ドルで、おやつやおもちゃが付くパッケージもあります。オンラインでは週末の割増がなく、子ども料金もありません。利用枠は平日が12時から、週末が11時からで、予約状況によって16時ごろかそれ以降まで続きます。8歳未満の子どもは原則として入れず、靴下が必要です。車いすで利用できるのは1階だけです。メルボルンの地図もご覧ください。メルボルン・セントラル周辺の宿はBooking.comで探せます。
メルボルン・セントラルから歩いてすぐ、365 Lonsdale Streetの2階(Level 1)にあるCashmere Cat Cafeは、市内でいちばん猫が多い店で、約280平方メートルに25匹以上がいます。8匹が保護猫で、残りはビクトリア州の登録ブリーダー出身だと率直に公表しています。営業は毎日11時〜19時です。料金は30分21.99ドル、1時間28.99ドル、2時間52ドルで、6〜11歳は割安です(子ども1人につき大人1人)。おやつの箱は13時と15時に5ドルで販売します。ネット上の古いページには安い料金が載っているので、予約ページを信頼してください。靴下は必須で、週末や休日に予約で満席になると、予約なしの客は受け入れません。食べ物はカフェエリアから持ち出せません。窓があるので、アレルギーのある人は外から猫を眺められます。
東部郊外では、Box Hill Centralから歩いてすぐ、Whitehorse Road沿いのLazy Cat Cafeが2024年にオープンしました。約15匹の看板猫がいて、譲渡対象の猫はおらず、ボードゲームやNintendo Switchもあります。1時間の料金は大人26ドル、学生23ドル、3〜11歳の子ども18ドルで、ソフトドリンクは付かなくなりました。水曜定休かどうかは店のページによって違うので、予約カレンダーで確認してください。
東へ2時間のラトローブバレーでは、トララルゴンのMcMahon Street沿いにあるGrounded Pawsが、確認した中でいちばん安い店です。1人30分5ドルで、予約は不要です。ボランティアの保護団体が運営しており、『不思議の国のアリス』がテーマの上階のラウンジに、ビクトリア州の動物収容所から来た猫が最大30匹います。どの猫も150〜300ドルで譲渡を受けられます。営業は水曜〜土曜の11時〜16時です。
ブリスベン
ブリスベンでは猫カフェの大半がなくなりました。Cat Cuddle Cafeは2022年半ばまでに姿を消し、Lucky Catは2025年にアナリー店とイプスウィッチ店を閉めました。残っている店はブリスベンの地図で見られます。
サニーバンクのStation Road沿いにあるEggYolk Cat Loungeは、以前はPKP Cat Cafeという店名で、今ではここが第一の選択肢です。約11匹の看板猫がいて、90分の入れ替え制の枠が毎日10時、11時30分、13時、14時30分、16時に始まります。料金は平日15ドルから、週末18ドルからで、この長さにしては割安です。店内に食べ物は持ち込めず、週末は予約なしでは入れません。ずっと抱っこしている赤ちゃんは無料で、Oasis Medical Centreの駐車場に無料で停められ、車いすでも問題なく利用できます。
南西部のWacol Station Road、RSPCAクイーンズランドの敷地にあるRSPCA Black Cat Caféは、しくみが異なります。朝食とランチを出す本格的なカフェで、ヴィーガン、ベジタリアン、グルテンフリーの品もあり、利益はすべてRSPCAに寄付されます。猫は中に座って過ごすラウンジではなく、テーブルから眺める囲まれたプレイエリアにいます。どの猫も同じ敷地内の譲渡センターを通じて譲渡を受けられます。毎日営業で、午後の半ばに閉まり、日曜はさらに早く閉まります。
Petacular Mt Ommaneyはカフェではなくペットショップです。有料で入れる猫部屋があり、そこにいる子猫や猫は販売されています。
2026年7月には、レッドランズのカパラバで保護猫カフェの開発申請が出されたと地元ニュースが報じましたが、その時点では承認されていませんでした。
ゴールドコースト
サーファーズパラダイスのCentre Arcadeの上階、トラム側にあるCrazy Cat Caféは2016年にオープンした店で、確認したオーストラリアの猫カフェの中でGoogleのレビュー数がいちばん多く、1,700件近くあります。24匹の看板猫は譲渡対象ではありませんが、Animal Welfare League Queenslandを支援しています。ラウンジの利用は30分31.50ドル、1時間36.50ドル、12歳以下の子どもは26.50ドルと31.50ドルで、酒類提供の許可があるカフェの飲食物を持ち込めます。最大6匹の猫と過ごせる貸切のVIPラウンジは1人80ドルで、2人以上から利用できます。年齢制限はありませんが、子ども4人につき大人1人が必要で、12か月未満の赤ちゃんは無料です。空きがあれば予約なしでも入れますが、予約を強くおすすめします。階段が17段あってエレベーターはなく、補助犬は入れません。サーファーズパラダイスの宿はBooking.comで探せます。
サウスポートのチャイナタウン、Davenport Street沿いにあるSupermarCatは、隣に猫部屋があるブランチカフェです。15ドル以上使うと猫と15分無料で過ごせ、猫部屋だけなら15ドルです。予約はできず、毎日8時〜15時の営業で、猫部屋の入口は車いすには狭いかもしれません。ゴールドコーストの地図もご覧ください。
アデレード
フェリックストウのPayneham Road沿いにあるSassy’s Cat Cafeには、看板猫のほか、譲渡対象の保護猫や子猫がいます。料金は30分15ドル、1時間は大人24ドル、割引対象者19ドル、5〜11歳17ドルで、5歳未満は無料です。キャットヨガ、猫と一緒の瞑想、学校の休暇期間のプログラムも行っています。週末は10時〜16時で、平日は14時に閉まります。開店時間と火曜定休かどうかが公式サイトとGoogleで違うので、まず電話してください。予約は電話、メール、Facebookで受け付けています。
パークサイドのGlen Osmond Road沿いにあるMeowMe Cat Cafeは、何よりもまずデザートの店で、揚げアイスクリーム、ワッフル、猫のラテアートが並びます。入場料はありません。注文すると、少人数のグループで順番に猫部屋に短時間入れます。子ども1人につき大人1人が必要です。保護猫や子猫はPaws & Claws Adoptionsを通じて譲渡されます。月曜定休です。アデレードの地図もご覧ください。
パース、キャンベラ、ホバート、ダーウィン
2026年11月初めの時点で、これらの都市に営業中の猫カフェはありませんでした。
- パース。 スビアコのThe Cat Cafe Purrthは2023年4月末に閉店しましたが、今も営業中と書いている記事があります。Mei Mei Cat Cafeは2026年10月にマーケットで店舗のための資金を集めており、別のグループWhisker n Beanも開店を計画していましたが、どちらも住所は決まっていませんでした。それまでのあいだは、シェントンパークのCat Havenで猫に会えます。カフェではなく譲渡シェルターです。
- キャンベラ。 クレイスの80 Bellenden Streetにあるボランティアの保護団体Canberra Street Cat Allianceが、2026年10月に拠点で週末のコーヒーカートを始めました。コーヒーを飲みながら子猫を眺めることができ、空いていれば抱っこもできますが、猫カフェのように時間を買うわけではないと説明しています。
- ホバート。 ノースホバートのHobart Cat Cafeは閉店し、その場所には別の店が入りました。タスマニアなら北へ向かいましょう。下のJust Catsをご覧ください。
- ダーウィン。 見つかりませんでした。市内のMEOW WAFFEEは猫の形のワッフルを出していますが、生きた猫がいる様子は確認できませんでした。
気軽に立ち寄れるシェルター
猫と過ごしたいだけの人を歓迎しているシェルターが2か所あります。
ロンセストンから車で南へ15分ほど、ロングフォード近くのPateena Road沿いにあるJust Catsは、タスマニアで唯一の選択肢です。すべての猫が譲渡対象で、費用は成猫280ドルから、子猫360ドルからです。4ドルのセルフサービスのコーヒーマシンがあります。営業は11時〜15時(日曜は14時まで)で、水曜と祝日は休みです。
ポートダグラスのすぐ南、クレイグリーのPaws and Clawsは非営利のシェルターで、冷房付きの広い猫部屋と屋外エリアがあります。保護猫には10時〜13時30分に会えるので、グレートバリアリーフへの旅の途中で気軽に寄れます。
閉店したオーストラリアの猫カフェ
以下の店は、古いリストにまだ載っています。
- シドニー、ローズベリーのPokemeowは2026年6月にはまだ営業していましたが、その後閉店しました。
- Lucky Catは、アナリー店が2025年1月に、イプスウィッチ店が2025年8月に閉店しました。
- パース、スビアコのThe Cat Cafe Purrthは2023年4月に閉店しました。
- ブリスベン、ラトウィッチのCat Cuddle Cafeは2022年半ばまでに姿を消しました。
- バララットのAlley Cat CafeとデボンポートのThe Cat Loungeも閉店しました。
すべての店はオーストラリアの猫カフェ地図で見られます。猫カフェが初めてなら、まず猫カフェとはをお読みください。始まりの歴史については、世界初の猫カフェの記事をご覧ください。



