京都の猫カフェは、市内に12店、府内のほかの市に10店です。大阪市だけで60店を超えるのに比べるとかなり少なく、市内の店の多くは河原町周辺の徒歩圏に集まっています。とはいえ中身はさまざまで、1,000円でベンガルに囲まれる店もあれば、築100年ほどの町家で保護猫と抹茶をいただく9,500円の体験もあります。保護猫がいる店はごく一部なので、こだわりたい人は行く前に確かめてください。また、長く親しまれた店のいくつかはここ数年で閉店しており、古いまとめ記事にはまだ載っています。

以下の店はすべて、2026年11月初めに公式サイト、Instagram、またはGoogleの店舗情報で確認しました。京都の猫カフェマップからまとめて見ることもできます。

京都の猫カフェの料金

時間制の店は気軽に立ち寄れます。 MOCHAとノアズアークは最初の30分の料金に10分ごとの延長料金が加わり、1日の上限があります。MOCHAはドリンクバー込み、ノアズアークは別途ドリンクの注文が必要です。京都ひょう猫の森とぶさかわcafeは30分とドリンク1杯のセットで、それぞれ1,000円、1,240円です。

個人店は1時間単位の料金が目立ちます。 Cat’s EYEと猫蔵はどちらもドリンク付きで1時間1,500円です。市外にはもっと安い店もあり、亀岡のLe Cielは30分1,000円(ドリンク付き)、福知山の猫スティンは1時間1,200円です。

小さな店は予約が必要です。 Maneki Machiya、うたねこ堂、猫蔵、まんちの樹、NAPは予約制で、Fluffy’s cafeは前日までの電話予約を受け付けています。MOCHAと京都ひょう猫の森は予約を受け付けていません。

靴下の着用を求める店が多く、入口で販売している店もあります。抱っこ禁止の店も少なくありません。うたねこ堂とぶさかわcafeは、同じ日にほかの動物カフェを利用した人の入店を断っています。フクロウカフェなどとのはしごは別の日にしましょう。

京都の猫カフェ早見表

エリア

予約なしで入りやすい

保護猫

ひと味違う店

河原町・寺町

MOCHA、京都ひょう猫の森うたねこ堂(要予約)

ベンガルだけの店、ぶさかわcafeの犬と猫

祇園・丸太町

ノアズアーク 祇園店Cat’s EYECat’s EYEのギャラリー

金閣寺・北区

-MACHIKO

100年以上前のアンティーク家具

太秦・壬生

-Maneki Machiya(要予約)

猫蔵のエキゾチックショートヘアと貸切

京都水族館・伏見

ノアズアーク 京都水族館前店-

にゃんにゃんのメインクーンとカラオケ

宇治・城陽・京田辺

月と太陽-

まんちの樹のマンチカン、NAPのコワーキング

亀岡・京都府北部

楽neko cafe

Neko茶碗、猫スティン、nekokokoro

Neko茶碗の古民家

河原町・寺町の猫カフェ

観光の合間に1時間だけ、というときはこのエリアから。どの店も阪急京都河原町駅から徒歩15分以内です。

猫カフェMOCHA 京都河原町店は、mina京都の4階にあるいちばん手軽な店で、猫は22匹、予約は不要です。最初の30分は平日1,200円、土日1,500円で、以降は10分220円、上限は平日3,520円、土日3,850円で、ドリンクバー込みです。営業は11時から21時で、休みは1月1日のみ。6歳以上から入店でき、中学生未満は保護者の同伴が必要です。京都市役所前駅と京阪三条駅から徒歩5分、京都河原町駅から徒歩6分です。

京都ひょう猫の森はベンガルだけの店で、ジャングル風の部屋に11匹がいます。2026年7月に徒歩1分ほどの場所へ移転し、いまは寺町のアーケード内、姉妹店の豆柴カフェと同じフロアです。約30分とドリンク1杯で1,000円(4〜12歳は800円)、土日も同じ料金です。チケットは当日に店頭で販売します。4歳未満は入店できず、靴下が必要です。営業は平日12時から18時、土日祝11時30分から18時30分です。

Fluffy’s cafeは、京都河原町駅から徒歩5分の裏寺町にある店で、以前のCafe 犬猫人が名前を変えたものです。猫は17匹ほどで、マンチカンを中心とした純血種が2フロアにいます。2026年9月には1階を2つ目の猫部屋に改装し、子猫の販売も行っています。1時間は平日1,800円、土日祝1,950円で、別途ドリンク(350円から)が必要です。延長できるのは平日のみ。電話予約は前日までです。子どもはルールを守れることが条件で、靴下が必要です。

町家猫喫茶 うたねこ堂(THE CAT RETREAT)は、市内のどの店とも違います。京都市役所前駅から徒歩5分、築100年ほどの町家で、8匹の保護猫が譲渡を待つのではなく終生暮らしています。2025年12月から完全予約制になったため、予約なしで入れるカフェとして紹介している古い記事は当てになりません。相席の70分コースは抹茶またはソフトドリンクと猫の形のヴィーガン和菓子が付いて1人9,500円、14時または16時の回で、各回2名以上で催行します。貸切は最大6名で1組39,000円からです。ルールは厳しく、香水など香りのあるものを付けていると返金なしで入店を断られ、当日ほかの動物に触れることもできません。2階へは階段のみです。

ぶさかわcafe 京都河原町店は、京都BALの向かいのリジョーネビル4階にあり、どちらかといえばドッグカフェです。小型犬12匹と猫4匹(ラグドール2匹、ロシアンブルー、アメリカンショートヘア)が同じ部屋にいます。30分ドリンク付きで1,240円、以降は10分250円。営業は11時から20時で、抱っこはできません。犬好きの人と一緒なら候補になります。

祇園・丸太町・金閣寺周辺の猫カフェ

猫カフェギャラリー Cat’s EYEは、京阪神宮丸太町駅から徒歩5分、三角形の小さなビルの3階にあるカフェ兼ギャラリーです。2013年から2022年に保護された猫や保護猫の母親から生まれた猫、計6匹が絵のあいだを歩き、南向きの大きな窓で日なたぼっこをしています。1時間ドリンク付きで1,500円、延長は30分500円。営業は13時から18時で、火曜と水曜が定休(祝日の場合はその日を開け、木曜に休み)です。店主は英語を話します。猫の譲渡は行っていません。

Cat CAFE MACHIKOは、紫野の以前のカフェ町子の2階で2026年10月に開業した店で、大徳寺と金閣寺のあいだにあり、どちらかを訪ねるついでに最適です。猫は14〜15匹で、店はすべて保護猫だとしています。開業直後の口コミでは30分約1,100円、以降10分220円、ドリンク別とのことなので、料金は入店時に確かめてください。3歳以下は無料です。フードはありません。営業は平日11時から17時、土日祝は18時までです。最寄りはバスの千本北大路で、地下鉄北大路駅からはかなり歩きます。Googleの口コミの多くは以前のカフェのものなので、評価は猫カフェとしての参考にはなりません。

ノアズアーク 祇園店は、八坂神社から徒歩1分、京阪祇園四条駅から徒歩5分にある市内最大の店で、猫約40匹に加えて大型犬の子犬などの犬もいます。最初の30分は平日1,100円、土日祝1,320円、以降は10分330円または385円で、上限は3,080円または3,520円、別途ドリンク(385円から)が必要です。年齢制限はなく、3歳未満は無料です。店舗ページの営業時間は10時から20時ですが、ほかのサイトでは異なるため、早い時間に行くなら確認を。猫はブリーダー出身で、動物は購入できます。Googleの評価は約1,800件で4.7ですが、2026年10月の口コミには、におい、混雑、猫の風邪症状についての苦情がいくつかあります。

西京エリア・京都水族館・伏見の猫カフェ

Maneki Machiya Cat Cafeは、保護団体Japan Cat Networkが太秦の町家で運営する店で、猫はすべて団体を通じて譲渡または一時預かりができます。立ち寄り型の店ではなく、英語で進行する約2時間のセッション(1人2,900円)をAirbnb Experiencesかメールで予約します。開催は土日の13時から15時と、火〜木の13時から15時または18時から20時で、定員7名、5歳以上です。

京都のManeki Machiyaの町家で木の梁から下をのぞくキジ白猫 写真提供:japancatnetwork.org

猫café 猫蔵は、阪急西院駅近くの壬生にある町家風の一軒家で、1組ずつの貸切でエキゾチックショートヘアと過ごせます。1時間1,500円でソフトドリンク飲み放題。予約は電話のみで埋まりやすく、月曜と第2・第4火曜が定休です。子連れの場合は電話で確認を。2024年には、中学生以上と案内された人がいます。

ノアズアーク 京都水族館前店は、水族館から徒歩2分、七条大宮のバス停前のホテルサンクロレラ1階にあります。料金は祇園店と同じで、営業は毎日10時から18時30分です。猫約20匹とフェレットのほか、運営会社によると祇園店にいたミーアキャットもいます。フードの提供は2026年1月から休止しています。祇園店と同じく、動物は購入できます。

にゃんにゃんカラオケ喫茶店は、市の南端、京阪淀駅から徒歩7分ほどの店で、本業はメインクーンのブリーダーです。子猫を販売しており、カラオケ喫茶も兼ねています。入場料500円と10分200円、またはソフトドリンク飲み放題のフリータイム1,500円です。猫を抱っこできます。営業時間がサイトによって違うので、電話してから行きましょう。

宇治・城陽・京田辺の猫カフェ

  • Dogs&CatsCafe 月と太陽(宇治市)。 京阪木幡駅から徒歩3〜4分。専用の猫部屋に26匹がいて、スコティッシュフォールド、マンチカン、ブリティッシュショートヘアが中心で、子猫の販売もあります。猫コースは30分1,100円から、延長は15分440円で、先着順です。週末の混雑時は1時間以上待つこともあります。営業は平日12時から、土日祝10時から、19時まで。定休日は火曜とする情報が多いものの、公式サイトは不定休としています。
  • まんちの樹(城陽市)。 近鉄久津川駅から徒歩3分、マンチカンのブリーダーが営む店で、Googleの口コミは660件超で4.9です。1時間まで1,500円、2時間まで2,500円、閉店の17時までなら3,500円で、最長プランでは昼食のための外出もできます。予約は電話かLINEで。年齢制限はなく、子ども料金もありません。
  • 猫カフェNAP(京田辺市)。 JR同志社前駅から徒歩約20秒、2026年に開業した猫カフェ兼コワーキングスペースです。飼い主の家で生まれ育った8匹はノルウェージャンフォレストキャットとそのミックスが中心です。大人1時間は平日1,500円、土日祝2,000円で、ドリンク無料、学生と子どもの割引があり、4歳未満は無料です。営業は11時から17時で、予約はウェブ、電話、LINEで受け付けています。

亀岡・京都府北部の猫カフェ

亀岡は嵯峨野トロッコ列車や保津川下りと組み合わせやすく、猫カフェも複数あります。

  • 楽neko cafe(亀岡市)。 JR亀岡駅から徒歩10分、毎日22時まで開いています。里親募集中の保護猫とスタッフ猫がいます。10分220円、上限2,640円で、高校生以下は半額、ドリンク注文は不要です。予約なしで入れます。Googleの口コミは100件超で5.0です。
  • 猫カフェLe Ciel(亀岡市)。 JR亀岡駅から徒歩5分のクレープ店で、2026年に開業し、2階に若い猫たちがいます。30分1,000円(ドリンク付き)、6歳以上。営業日はInstagramで確認を。
  • Neko茶碗(福知山市)。 古民家の保護猫カフェで、2024年に開業し、譲渡に力を入れています。猫部屋とカフェはガラスで仕切られ、猫アレルギーの人もカフェ側から眺められます。30分600円から、1時間1,100円、フリータイム2,100円。営業は11時30分から17時で、月曜と金曜が定休です。
  • 猫スティン(福知山市)。 福知山城の近くに20匹を超える保護猫がいます。20分600円、おやつ付き1時間1,200円で、木曜と土曜の夜には最長3時間1,200円のナイトパックもあります。営業時間は週ごとに変わるので公式サイトで確認を。
  • 保護猫カフェ nekokokoro(京丹後市)。 夕日ヶ浦木津温泉駅の近く、ペットサロンの2階にある保護猫カフェで、定期的に譲渡会を開いています。料金は情報源によって異なるので事前に確認を。予約はLINEかInstagramのDMです。
  • 猫カフェ 空陸家 舞鶴店(舞鶴市)。 ペットショップ併設のチェーン店で、JR西舞鶴駅から徒歩19分です。チェーンの標準料金は30分715円、1時間1,320円(ドリンクバー込み)ですが、店舗により異なる場合があります。毎日20時まで営業しています。
  • ガーデンモリス(亀岡市)。 JR亀岡駅から車で30分、保護猫のいる英国風のカントリーカフェです。2026年10月にカフェ営業を当面休止すると発表したので、出かける前に公式サイトを確認してください。

京都の保護猫カフェ

保護猫の役に立つ店を選びたいなら、市内ではCat’s EYE(いちばん行きやすい店)、Maneki Machiya(譲渡対象の猫)、うたねこ堂(終生の住まい)、MACHIKO(新しい店で、保護猫という説明は店自身によるもの)です。市外ではNeko茶碗、猫スティン、nekokokoroが保護猫を受け入れており、楽nekoにも保護猫がいます。

ノアズアーク、Fluffy’s cafe、月と太陽、まんちの樹、にゃんにゃんは、いずれも猫や子猫を販売しています。それで飼育環境の良し悪しがわかるわけではありませんが、保護猫カフェとは違います。

猫を迎えたいなら、京都動物愛護センターや地域の団体が定期的に譲渡会を開いています。

子ども連れで行ける京都の猫カフェ

  • 年齢制限なし: ノアズアーク(祇園店は3歳未満無料)、うたねこ堂(保護者の見守りが必要)、MACHIKO(3歳以下無料)、NAP(4歳未満無料)、まんちの樹。
  • 4〜6歳以上: 京都ひょう猫の森(4歳以上)、Maneki Machiya(5歳以上)、MOCHAとLe Ciel(6歳以上)。
  • 確認が必要: 猫蔵は中学生以上の可能性があり、Fluffy’s cafeはルールを守れることを条件にしています。

京都で猫に会える場所

京都には猫にちなんだ名所もあります。ただし、どこも生きた猫に必ず会えるわけではありません。

  • 称念寺(上京区) は猫寺として知られ、住職にかわいがられた猫が恩返しに新しい支援者を呼んだという伝説が残ります。現役のお寺で拝観時間は公表されておらず、猫が住んでいるともうたっていないので、伝説と、横たわる猫に見えるという松を目当てに訪ねましょう。
  • 梅宮大社(右京区) は阪急松尾大社駅から徒歩15分。宮司の猫たちが境内を歩くことで知られますが、数は年々減っています。宮司は、起こしたり、餌を与えたり、つかんだりしないよう呼びかけています。
  • 金刀比羅神社(京丹後市) の境内にある木島社には、狛犬のかわりに石の狛猫がいます。絹織物の産地で、猫が蚕をネズミから守ったことにちなみます。毎年9月にはこまねこまつりが開かれます。
  • 猫猫寺(左京区八瀬) はお寺の姿をした猫の美術館で、公式サイトは猫がたくさんいる施設ではないと明記しています。入場料は800円で、火曜が定休です。

京都に泊まるなら河原町が便利で、徒歩圏に猫カフェが5店あり、鴨川を渡ればすぐ祇園です。京都河原町駅周辺の宿はBooking.comで探せます。

閉店した京都の猫カフェ

以下の店は、古いまとめ記事や予約サイトにまだ載っていることがあります。

  • PuchiMarry 京都河原町店は2026年10月4日に閉店すると発表しました。
  • 西院の猫カフェ Tangoは立ち退きのため、14年続いたのち2026年5月10日に閉店しました。
  • 伏見稲荷大社の参道にあった猫カフェタイムは2021年に閉店しました。
  • 御池通の猫カフェねこ会議は、11年続いたのち2019年10月14日に閉店しました。

日本各地の猫カフェは日本の猫カフェガイドで紹介しています。阪急で1時間かからない大阪の猫カフェガイドもどうぞ。猫カフェが初めてなら、猫カフェとはもあわせてご覧ください。