シカゴには猫カフェが2軒あり、その雰囲気はまるで正反対です。レイクビューのThe Catcadeは、ネオンきらめくゲームセンター風の保護猫ラウンジで、子猫がたくさんいます。高架鉄道「L」のベルモント駅から歩いてすぐです。ウェストリッジのTree House Cat Caféは、市内でも最も歴史のあるケージフリーのシェルターの中にある落ち着いたコーヒーバーで、猫白血病ウイルスに感染した数匹の猫が新しい家族を待っています。The Catcadeは2017年に、Tree Houseのカフェは2019年に開業しました。どちらも非営利団体で、出会える猫はすべて譲渡の対象です。
どちらが合うかは、誰と行くか、どのくらい過ごしたいか、そしてどこまで北へ足をのばせるかによります。2026年10月に両店の情報を確認しました。
The CatcadeとTree Houseの比較
The Catcade | Tree House Cat Café | |
|---|---|---|
エリア | レイクビュー | ウェストリッジ |
料金 | 55分20ドル、ソフトドリンク付き | 30分10ドル、好きなドリンク1杯付き |
年齢 | 12歳以上 | 年齢制限なし、15歳未満は大人の同伴が必要 |
猫 | 15〜20匹ほど、ほとんどが子猫 | 成猫1〜4匹 |
予約 | 強く推奨、返金不可 | 必須、4人まで |
アクセス | ベルモント駅(レッド・ブラウン・パープルライン)から徒歩9分 | 49B系統Westernバス、無料駐車場あり |
即日譲渡 | 不可、21歳以上 | 可能、18歳以上 |
どちらを選ぶべき?
- 子猫に囲まれてにぎやかな1時間を過ごしたいなら、The Catcadeへ。ダウンタウンに近く、猫の数もはるかに多く、アーケードゲームもあって飽きません。
- 12歳未満の子ども連れなら、Tree Houseへ。The Catcadeは12歳未満は入店できませんが、Tree Houseは年齢を問わず歓迎しており、3歳以下の子どもは無料です。
- 静かな30分とおいしいコーヒーを楽しみたいなら、Tree Houseへ。ラウンジは小さく落ち着いていて、ドリンクメニューは一般的な猫カフェよりずっと充実しています。
- 今日にも猫を迎えたいなら、即日譲渡が可能なTree Houseへ。The Catcadeでは、まず来店してから申し込む必要があり、審査には数日かかります。
- 段差のない環境が必要なら、Tree Houseへ。専用に建てられたADA(障害を持つアメリカ人法)準拠のシェルターで、エレベーターもあります。The Catcadeはバリアフリー情報を公開していません。
The Catcade
Courtesy of thecatcade.org
The Catcadeは、たまたま1980年代のゲームセンターのような見た目をしている、認可を受けた保護団体です。創業者のChris GutierrezとShelly Caseyが2017年8月に開業し、2024年にはベルモント通りとブロードウェイの角に自前の建物を購入して改装しました。ラウンジが広くなったほか、来店客からは見えない場所に治療室と隔離室も設けています。2024年初めまでに2,800匹以上の猫が譲渡されました。猫たちは中西部をはじめとする各地の過密状態の郡営シェルターから来ており、毎週火曜日に新しい猫が到着します。ラウンジにはふだん15〜20匹がいて、子猫が多いのが特徴です。譲渡の対象でないのは看板猫のLeoだけです。
20ドルのチケットで、ソフトドリンク付きでラウンジに55分滞在でき、アーケードゲーム機やNINTENDO64の『マリオカート』も無料で遊べます。本格的なカフェ営業はしていません。口コミではスタッフの知識の豊富さや猫たちの健康状態が絶賛されており、ルールが厳しいのにもきちんと理由があります。入店は12歳以上で例外はなく、猫を抱き上げることはできません。ロビーは予約時間にならないと開かないので、天気が悪くても外で待つことになります。満席になることが多いので、Bookeoで予約しましょう。チケットは返金不可で、24時間前を過ぎると日時の変更もできません。7人以上のグループは貸切の1時間枠(20人まで350ドル)を利用する必要があり、猫ヨガのセッションもあります。
営業時間は月曜と日曜が12時〜18時、木曜から土曜が12時〜20時で、火曜と水曜は定休日です。年に2回、スタッフが休暇を取る間、猫たちは一時預かりの家庭で過ごします。2026年秋の休業は10月7日に終わり、10月8日にラウンジが再開しました。レッド・ブラウン・パープルラインのベルモント駅から徒歩9分で、77系統Belmontバスの停留所も近くにあります。駐車は路上のパーキングメーターを利用しましょう。隣の駐車場に停めるとレッカー移動されるので注意してください。
Tree House Cat Café
Courtesy of treehouseanimals.org
Tree House Cat Caféは、Western Avenueに専用に建てられたTree House Humane Societyのシェルターの中にあります。Tree Houseは1971年の設立当時、シカゴ初のケージフリーの猫シェルターで、これまでに28,000匹以上の猫に新しい家族を見つけてきました。カフェはMetropolis Coffeeと組んで運営する本格的なコーヒーバーで、ドリップコーヒー、ラテ(スペシャルティドリンクは最大6.50ドルほど)、Rishiの紅茶、チャイ、抹茶、イタリアンソーダ、軽食を提供しています。猫のラウンジに入らずにコーヒーだけ買うこともできます。
ラウンジはあえて小さく作られています。ここで暮らすのは、猫白血病ウイルス(FeLV)に感染した1〜4匹の猫たちで、来客の多すぎない落ち着いた環境のほうが長く幸せに暮らせるからです。子猫でいっぱいの部屋ではなく、静かな30分を過ごす場所だと考えてください。行ってみたら猫は1、2匹だけで、たいてい日なたで寝ていた、という口コミもいくつかあります。10ドルの枠で30分滞在でき、好きなドリンクが1杯付きます。2枠続けて予約すれば1時間過ごせます。予約はTree Houseの公式サイトから4人まで可能で、ラウンジには一度に1組しか入れません。10分以上遅れると予約の取り直しを求められることがあるので、時間どおりに到着しましょう。子どもは大人と一緒なら何歳でも歓迎で、3歳以下は無料です。
カフェの営業時間は水曜から日曜の10時〜18時です。譲渡を希望する場合、シェルターは同じ曜日の12時〜18時に予約なしで受け付けており、手続きは約85分で、その日のうちに完了できます。譲渡費用はシニア猫が75ドルから、成猫が115ドルから(子猫は165ドル)で、不妊・去勢手術、ワクチン、マイクロチップ、獣医の診察が含まれます。近くに「L」の駅はありません。49B系統Westernバスの停留所が入り口から目と鼻の先にあるほか、レッドラインでロヨラ駅まで行き、バスに乗り換える方法もあります。無料の駐車場があり、建物は完全に段差がなく、エレベーターも備えています。
シカゴ近郊の猫ラウンジ
どちらのカフェも予定に合わない場合は、市内から行ける範囲に、譲渡対象の猫と過ごせる場所がさらに4か所あります。いずれも本格的なカフェではなく保護団体が運営するラウンジなので、ドリンクはあってもセルフサービス程度です。
- April’s Kittens(フォレストパーク)。 医療的なケアが複雑な猫や特別なケアが必要な猫を保護する団体で、2026年5月にラウンジを開きました。1時間の料金はオンライン予約で15ドル、当日受付で20ドル、入場は10歳以上で、営業は木曜から月曜の11時〜19時です。ブルーラインでフォレストパーク駅まで行き、Harlemから歩きます。
- Paws and Claws Cat Adoption Center(エバンストン)。 4つの部屋で猫が自由に過ごしており、45分の「Cuddle Cats」訪問(1人15ドルの寄付)を予約できます。訪問は火曜、木曜、土曜の完全予約制で、子どもを含め全員分の予約が必要です。年齢制限はありませんが、18歳未満は大人の同伴が必要です。パープルラインのMain駅が通りの向かいにあります。
- The Cat House Lounge & Boutique(ロゼル)。 2024年に開業したラウンジで、提携する保護団体Forever Fortunate Felines、St. Sophia’s Forgotten Felines、Love at First Meow Cat Rescueのために、譲渡対象の猫10〜25匹を一時預かりしています。45分の訪問は15ドルで、コーヒー、紅茶、ココアはセルフサービスです。営業は火曜から日曜の10時〜19時です。メトラのMilwaukee District West線ロゼル駅から歩いてすぐで、ユニオン駅から約1時間です。
- The Region Cat Cafe(インディアナ州メリルビル)。 コーヒーやドリンク、デザートを出す本格的なカフェに、Second Chance 4 Petsの猫がいるラウンジを併設しています(50分13ドル、7歳以上)。秋冬の営業時間では月曜と火曜が定休日で、水曜から金曜は11時〜19時、土曜は10時〜19時、日曜は11時〜16時です。ループ地区から車で約45分です。
ネーパービルの1550 N Route 59には、Cafe Purrfectionが2026年11月中旬に開業する予定です。ウィートンを拠点にボランティアが運営する保護団体Animal Rescue Foundationの猫が最大10匹やってきます。ウィッカーパークにあった初期の猫カフェWindy Kittyは、2020年に閉店しました。
シカゴで猫を迎えるには
どちらのカフェも何よりもまず譲渡のための場所ですが、手続きは異なります。The Catcadeでは、まず来店してから、特定の猫を指名して申し込みます。里親になれるのは21歳以上で、居住証明と家主の許可が必要です。審査には2〜7日かかり、譲渡費用は生後6か月未満の子猫が150ドル、それより年上の猫が100ドルです。子猫は2匹一緒に引き取られることも多くあります。Tree Houseは18歳以上なら予約なしで受け付けており、もう心が決まっているならこちらのほうが早く迎えられます。
猫カフェが初めてなら、猫カフェとはのガイドで多くの店に共通する店内ルールを紹介しています。州内のすべての掲載店はイリノイ州の猫カフェマップで探せます。



