オーランドでいちばん有名な猫カフェは、実はオーランド市内にはありません。Orlando Cat Caféは2016年9月、ディズニー・アニマルキングダムの西約6.5キロにあるクレルモンで開業し、それ以来ずっと同じ場所で営業しています。ダウンタウンにはThe Kitty Beautifulがあり、4年間のクラウドファンディングを経て2019年にオープンしました。その後、新しい2軒が加わっています。キシミーの観光ストリートに2026年に開業した大型ラウンジMaine Coon Manorと、アルタモンテ・スプリングスで2025年に開業した、猫部屋のあるファンタジー専門書店Fables & Furです。
4軒とも譲渡対象の保護猫に会えますが、向いている旅のスタイルはそれぞれ違います。どこを選ぶかは、宿泊場所、子どもの年齢、そしてしっかりしたカフェを楽しみたいのか、猫と1時間過ごせれば十分なのかで決まります。料金、ルール、営業時間は、2026年10月に各カフェの公式サイトで確認しました。
オーランドの猫カフェ早わかり
The Kitty Beautiful | Orlando Cat Café | Maine Coon Manor | Fables & Fur | |
|---|---|---|---|---|
場所 | オーランドのダウンタウン | クレルモン(ディズニーの西) | キシミー(US-192沿い) | アルタモンテ・スプリングス(I-4すぐ) |
料金 | 1時間16ドル+税、平日は30分8ドル | 1時間13ドル、12歳未満は11ドル | 55分21.50ドル(税込) | 55分18ドル |
子ども | 年齢制限なし、3歳未満無料、13歳未満は大人の同伴が必要 | 年齢制限なし、12歳未満は大人の同伴が必要 | 年齢制限なし、3歳未満無料、12歳未満は大人1人につき2人まで | 年齢制限なし、2歳未満無料、12歳以下は見守りが必要 |
予約 | 平日は予約なしで入店可、週末は要予約 | オンライン予約、当日は電話で | 事前予約制、売り切れ多し | 事前予約制、空きがあれば予約なしでも可 |
飲食 | ベジタリアンカフェ、ラウンジに持ち込み可 | コーヒーカウンターと焼き菓子 | コーヒーと焼き菓子 | 本格カフェ、こだわりのラテあり |
定休日 | 月曜 | 年中無休 | 月曜 | 水曜 |
譲渡費用 | 160ドル、当日譲渡も可 | 100〜150ドル、当日不可 | 125ドル、事前申請が必要 | 160ドル |
どこを選べばいい?
- ディズニー周辺に泊まるなら、Maine Coon ManorかOrlando Cat Caféへ。どちらもパークから車ですぐなので、午後をのんびり過ごすのにぴったりです。Maine Coon ManorはUS-192沿いのオールドタウンの隣、Orlando Cat Caféは西側のクレルモンにあります。
- ダウンタウンやインターナショナル・ドライブ周辺なら、The Kitty Beautifulへ。車なしで行けるのはここだけで、ランチメニューがあるのも4軒中ここだけです。
- 費用を抑えたいなら、平日30分8ドルのThe Kitty Beautifulか、12歳未満が11ドルのOrlando Cat Caféへ。
- 大家族で行くなら、まずルールを確認しましょう。Maine Coon Manorでは12歳未満の子どもは大人1人につき2人までです。小さな子ども連れなら、The Kitty BeautifulとOrlando Cat Caféのほうが気楽です。
- 本とコーヒーで静かな1時間を過ごしたいなら、Fables & Furへ。カフェと書店は予約なしで利用でき、窓越しに猫の様子を眺めてから決めることもできます。
- 今日すぐにでも迎えたいなら、The Kitty Beautifulへ。待機期間がなく、猫は段ボール製のキャリーに入れてその日のうちに連れて帰れます。Orlando Cat Caféでは当日の譲渡は行っていません。
The Kitty Beautiful
Courtesy of David Strauss via bungalower.com
The Kitty Beautifulは、360 State Laneにある紫色の建物です。オレンジ・アベニューから1ブロック西、リビングストン通りとロビンソン通りの間にあります。共同オーナーのDavid StraussさんとHeather Straussさんが2015年に構想を打ち出し、2019年11月にオープンしました。家族経営で、2026年10月までに1,200匹以上の猫がここから新しい家族のもとへ巣立っています。提携する保護団体はCats-Canで、野良猫のコロニーや飼い主からの引き取り、郡のシェルターのリストから猫を受け入れ、ラウンジに移るまで一時預かりで世話をしています。サイトによると、在籍しているのは約25匹。看板猫のBongo以外は、すべて譲渡対象です。
ラウンジの利用料金は1時間16ドル+税です。平日は予約なしで30分8ドルでも利用でき、秋の間は「Twelve at Twelve」という特別プランとして、火曜から木曜の正午からの1時間をオンライン予約すると12ドルになります。予約はAcuityのみで、電話予約は受け付けていません。平日は予約なしでも歓迎されますが、週末や学校の休暇期間はほぼ必ず予約が必要です。子どもは何歳でも入れますが、3歳以上は全員料金がかかり、13歳未満は大人の同伴が必要です。
4軒の中でいちばん「カフェらしい」のがここです。ベジタリアンメニュー(ヴィーガン対応あり)は、アボカドトーストやグリルドチーズサンドからチョコレートワッフル、アフォガートまでそろっています。ドリンクにはバタービールのほか、譲渡された猫の名前を冠した「ダーティーソーダ」が約20種類あります。メニューの品はどれもラウンジに持ち込めますが、外からの飲食物の持ち込みは禁止です。カフェ側には小さな図書コーナーとWi-Fiがあるので、猫アレルギーの人はそちらで過ごせます。貸し切りは2時間250ドルで最大20人まで。ラウンジでは猫ヨガやマーダーミステリーの夜も開かれています。口コミではスタッフと猫たちが大好評です。一方、2026年のいくつかの口コミで最も多かった不満はトイレのにおいの強さで、カフェはラウンジ改装のための資金を集めています。
営業時間は火曜〜木曜と日曜が12時〜18時、金曜と土曜が12時〜19時で、月曜は定休日です。2026年10月1日から市はダウンタウンのパーキングメーターを撤去しました。路上駐車は現在、8時〜20時はParkMobileアプリ経由で1時間2ドル、日曜は無料です。最寄りの交通拠点はLYNXセントラル駅です。
譲渡について:費用は160ドル、7歳以上の猫は50ドル、同時に2匹目を迎える場合は60ドルです。スタッフとの面談以外に書類手続きはないため、その日のうちに猫を連れて帰れます。24時間の取り置きは15ドルです。
Orlando Cat Café
Courtesy of orlandocatcafe.com
Orlando Cat Caféは、フロリダ初の猫カフェを名乗っています。2016年9月8日、クレルモンのショッピングセンターTown Center at Cagan Crossingsに開業しました。手がけたのは、このショッピングセンターの開発者であるSandra Caganさんです。2026年9月には10周年を迎え、譲渡数は3,600件、来店者数は24万人を超えました。レイク郡は9月8日を「Official Orlando Cat Cafe Day」に制定しています。Caganさんは、カフェから給料を受け取っていないと話しています。フランチャイズ展開も始めており、最初の1店舗はダラス周辺で売却済みです。
建物は2つに分かれています。Minch Coffeeが運営するコーヒーカウンターではコーヒー、紅茶、焼き菓子を提供していて、窓からは独立した1,000平方フィート(約93平方メートル)の猫部屋をのぞけます。猫部屋には、SPCA Floridaから来た12〜15匹の猫と子猫がいます。猫部屋の利用料金は大人13ドル、12歳未満は11ドルです。カウンターで支払うとステッカーがもらえ、ドリンクは別料金です。口コミによると、1回の利用時間は55分とのことです。
オンライン予約もできますが、当日分は受け付けていません。当日に行きたい場合は(352) 989-4820に電話しましょう。空いている時間帯なら、予約なしでもそのまま入れます。コーヒーカウンターは毎日9時〜18時の営業です。猫部屋は月曜が12時、火曜〜日曜が10時に開き、毎日18時に閉まります。年齢制限はありませんが、12歳未満は大人の同伴が必要で、猫を乱暴に扱う人はスタッフから退室を求められます。ショッピングセンターの駐車場は無料です。部屋の貸し切りは最大20人まで、平日1時間300ドル、週末350ドルです。口コミではボランティアが高く評価され、子ども連れにも向いているとの声があります。ある利用者によると、猫たちは12時〜14時ごろは昼寝をしていることが多いそうなので、遊び盛りの猫に会いたいなら午前中か夕方近くがおすすめです。
譲渡について:費用は生後6か月未満の子猫が150ドル、2歳までの猫が125ドル、それ以上の猫が100ドル、特別な品種は200〜400ドルです。カフェで用紙に記入し、SPCA Floridaの申込書も提出します。18歳以上であることを示す写真付き身分証明書、持ち家であることの証明またはペット保証金の支払いが記載された賃貸契約書、推薦者2人、すでに飼っている猫のワクチン接種記録が必要です。当日の譲渡はできず、取り置きは来店して申し込む必要があります。
Maine Coon Manor
Courtesy of mcmanor.com
Maine Coon Manorは2026年2月1日、キシミーのウエスト・アーロ・ブロンソン・メモリアル・ハイウェイ沿い、Fun Spotとオールドタウンの向かいにオープンしました。ディズニーのパークからは約15分です。セントラルフロリダ最大の猫カフェを名乗っており、4軒の中で最も入りにくい店でもあります。地元のニュースによると、開業後数か月は毎日売り切れだったそうです。
店名がそのまま売りを表しています。メインラウンジにいるのは、カフェを営む家族が飼っている10匹あまりの在籍猫で、ほとんどがメインクーン、ほかにスコティッシュフォールド、スフィンクス、それにベンガルが1匹います。在籍猫は譲渡対象ではなく、カフェで猫の販売もしていません。子猫を販売している似た名前のキャッテリー、Maine Coon Manorsとは無関係です。譲渡対象の猫は、Cat Haven Rescueと共同運営する別の譲渡ラウンジにいます。約15匹が入れ替わりで過ごしていて、保護団体の要請で閉まっていることもあります。
55分の「Cat Lounge Experience」は税込21.50ドルで、譲渡ラウンジが開いていればそちらにも入れます。予約はAcuityから。カフェは当日券は必ずしも用意できないと案内しているので、学校の休暇期間は早めに予約しましょう。3歳以上は全員チケットが必要です。16歳未満は大人の同伴が必要で、12歳未満の子どもは大人1人につき2人までと厳しく決められています。同意書に署名するため、15分前に到着してください。キャンセルは12〜24時間前までの連絡が必要です(ウェブサイトと予約ページで記載が異なります)。コーヒーショップではJoffrey’sのコーヒーと焼き菓子を提供していて、チケットがなくても誰でも利用できます。駐車場は十分にあります。
カフェは公式サイトに営業時間を載せていません。掲載情報によると、火曜〜金曜と日曜は10時〜18時、土曜は20時まで、月曜は定休日です。感謝祭、クリスマスイブ、クリスマス当日も休業します。有料イベントには猫ヨガ(29ドル)、ハロウィンパーティー、クラフトナイトなどがあります。よく通う人向けには、100人限定の99ドルのVIPメンバーシップがあり、空きがあれば1日1回無料で入れます。口コミでは空間の雰囲気が大好評です。主な不満は、部屋が混んでいると猫があまり人に寄ってこなくなることです。
譲渡について:費用は125ドル(一部の品種はそれ以上)で、ワクチン接種、不妊・去勢手術、マイクロチップの費用が含まれます。来店前にCat Haven Rescueにオンラインで申し込むと、ボランティアから連絡があります。
Fables & Fur
Courtesy of fox35orlando.com
Fables & Furは2025年7月下旬、ステート・ロード436沿いのSaxon-Clark Centerにオープンしました。I-4から約800メートルの場所です。ここは3つの顔を持っています。ファンタジーとロマンタジーだけを扱う書店、カフェ、そして店いわく「居心地のいい魔女風」に飾られた猫ラウンジです。猫たちは、The Kitty Beautifulにも猫を送り出しているセミノール郡の保護団体Cats-Canから来ています。
ラウンジは55分で、2歳以上は一律18ドル。予約はBookeoからです。各回は11時から毎正時に始まり、定員は1回約10人です。予約なしでの入店は空きがある場合のみですが、カフェと書店は予約不要で、大きな窓から店内の猫たちを眺められます。全員が同意書に署名し、12歳以下の子どもには大人の見守りが必要です。猫を抱き上げることはできず、盲導犬などの補助犬も含め、動物は猫部屋に入れません。
カフェではタイタスビルのBlack Cat Coffeeの本格的なコーヒーを提供していて、店名にちなんだウベラテもあります。抹茶、チャイ、ロングウッドのベーカリーの焼き菓子も扱っていて、ヴィーガンやグルテンフリーの選択肢もあります。イベントの数は4軒の中でいちばん多く、2026年10月は猫と一緒の読書会(28ドル)、ダンジョンズ&ドラゴンズやDaggerheartの夜、魔女猫の粘土細工、土曜日の地元作家による無料サイン会などが予定されています。有料イベントの多くは13歳以上が対象です。営業時間は水曜を除く毎日11時〜19時。ラウンジは猫の昼寝のため15時〜16時に閉まります。支払いはカードのみです。
譲渡について:費用は160ドルで、Cats-Canに支払います。譲渡の手続きは店内でスタッフが行います。
日帰りで行きたい猫カフェ
車があって1日空いているなら、市内から約1時間半圏内にさらに5軒の猫カフェがあります。
- DeLand Cat Cafe(デランド) 朝食とランチを出すTrilogy Kitchenの隣にある譲渡ラウンジで、オーランドから北へ1時間足らずです。1時間の料金は大人13ドル、13歳未満と大学生は9ドル(いずれも税別)。子猫部屋は1グループ10分までです。猫エリアは水曜〜日曜の10時〜15時に開いています。譲渡を受けられるのは21歳以上で、子猫は2匹一緒に迎えることになり、譲渡は水曜〜金曜に行われます。
- Kitty Cat Lounge(レイクランド) レイク・ミラー近くにある、ミッドセンチュリー調のカフェです。元新聞カメラマンのCindy Skopさんが営んでいます。Ethosのコーヒー、ベーグル、ビールとワイン、日曜にはミモザも出していて、読書会、クイズ大会、ドラァグショーも開かれます。1時間12ドル+税で、予約は不要です。営業時間は火曜〜土曜が9時〜18時、日曜が11時〜16時です。
- Purrology Cafe(レイクランド) 2022年に開業したポーク郡初の猫カフェで、ラテ、抹茶、レモネードを出すドリンクバーがあります。1時間12ドルで、週末は9時に開店します。火曜定休です。猫たちはMaine Coon Manorと同じ保護団体、Cat Haven Rescueから来ています。
- PURe JOY Cat Cafe(デイトナビーチ) 2024年にFrank Lundさんと、ダウン症のある息子のIsaac Mordenさんが、特別なニーズのある人の雇用を生み出すために立ち上げた非営利のラウンジです。1時間15ドルの寄付制で、ドリンクとクッキーが付きます。営業時間が短いので、車で向かう前に確認しましょう。
- Lily’s Kitty Café(メルボルン) Brevard Humane Societyが2026年6月、運営するリサイクルショップMolly Muttの中に開いたラウンジです。料金は1回20ドルで、オンライン予約の際に前払いします。いる猫はすべて同協会の譲渡プログラムの対象です。
セントラルフロリダでは2軒の猫カフェが閉店しています。プラントシティのCatnip Cafe(2025年9月)と、ポート・オレンジのLoCATion Cat Automatです。どちらもまだ掲載しているディレクトリがあります。
移動手段
車かライドシェアでの移動を前提にしましょう。通勤電車のSunRailは平日のみの運行で、ディズニーにもインターナショナル・ドライブにも行かないため、これらのカフェへの足としてはほとんど役に立ちません。車なしで無理なく行けるのは、ダウンタウンのLYNXセントラル駅から行けるThe Kitty Beautifulだけです。パークから向かうなら、Maine Coon ManorとOrlando Cat Caféが最も近いです。Fables & FurとThe Kitty BeautifulはI-4沿いにあり、ラッシュアワーには渋滞で所要時間が倍になることもあります。
オーランドで猫を迎えるには
ここで紹介したカフェはどこも保護団体と提携していて、ルールは保護団体が決めています。いちばん手早いのはThe Kitty Beautifulで、スタッフと話をすればその日のうちに猫を連れて帰れます。最も厳しいのはOrlando Cat Caféで、住居の証明、推薦者2人、そして待機期間が必要です。Maine Coon Manorでは、来店前にCat Haven Rescueにオンラインで申し込みます。4軒の標準的な譲渡費用は、The Kitty Beautifulのシニア猫の50ドルから160ドルまでで、不妊・去勢手術、ワクチン接種、マイクロチップの費用が含まれます。州外から訪れる場合は、猫に心を奪われる前に居住要件を確認しておきましょう。たとえばDeLand Cat Cafeでは、譲渡希望者にフロリダ州の運転免許証の提示を求めています。
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