トイレが気に入らない猫は、たいてい別の場所で用を足すことでそれを伝えてきます。狭い、ぐらつく、入りにくいといったトイレだと、猫がトイレを使わなくなったり、砂を床じゅうに蹴り散らかしたり、なかなか元に戻せない粗相につながったりします。よいトイレとは、猫が中で向きを変えられるほど広く、猫にとって入りやすく、飼い主にとってすぐに掃除できるものです。

何を重視するかに応じて、おすすめは次の3つです。

  • 総合ベスト:Catit Airsift Litter Pan Jumbo。砂もおしっこも中にしっかり閉じ込める、大型のフード付きトイレです。
  • コスパベスト:Arm & Hammer Large Sifting Litter Box。持ち上げてふるうトレーで、スコップがいらなくなります。
  • ワンランク上のベスト:Modkat Flip Litter Box。高い壁と、折りたたんで開けられるフタを備えた、丈夫で見た目もよいトイレです。

選ぶときのポイント

サイズ。 基本的には大きいほど良いです。よく言われる目安は、猫の体長(鼻先からしっぽの付け根まで)の約1.5倍の大きさのトイレで、これなら猫がはみ出さずに向きを変えられます。

入りやすさ。 子猫やシニア猫、関節が硬くなっている猫には、入り口の低さが大切です。高い壁は砂の飛び散りを防ぐのに役立ちますが、またいで入れる低い部分があることが条件です。

フード付きかオープン型か。 フード付きトイレはプライバシーを守り、汚れを中に閉じ込めてくれますが、においがこもりやすく、使いたがらない猫もいます。フード付きを選ぶなら、掃除のときに簡単に開けられるものにしましょう。

掃除のしやすさ。 砂の掃除は毎日のことなので、ふるい式のトレー、フリップ式のフタ、ライナーなど、手間を省ける機能があると積み重なって大きな違いになります。

数。 一般的には、猫の頭数に1つ足した数のトイレを、食事や水から離れた静かな場所に置くのがよいとされています。

総合ベスト:Catit Airsift Litter Pan Jumbo

総合ベスト

Catit Airsift Litter Pan Jumbo

しっかり固定できるフードと活性炭フィルターを備えた、広々としたフード付きトイレです。においを抑えながら、猫にプライバシーを与えます。入り口が低いので猫が出入りしやすく、すき間のない構造で砂の飛び散りや漏れを防ぎます。

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プライバシーを好む猫には、フード付きトイレならCatit Airsift Litter Pan Jumboがおすすめです。トレーは一般的なフード付きトイレより大きく、たいていの猫が中で向きを変えられます。入り口も低く、楽にまたげます。

いちばんの長所は、汚れを中に閉じ込める力です。フードがトレーの縁の上に載るのではなく縁を外側から覆う構造なので、おしっこが継ぎ目にたまったり、側面から漏れたりしません。スプレーをする猫や、壁の高いところにおしっこをかけがちな猫なら、これだけで床掃除の手間がかなり減ります。

掃除も簡単です。フード前面のフラップが跳ね上げ式になっているので、上部全体を持ち上げる必要がありません。頭上の空間がほしい猫のために開けたままにもできます。入り口の小さな縁には、掃除中に袋を引っかけておけます。活性炭フィルターパッドを入れる場所もあり、においの軽減に役立ちますが、やはり大部分はこまめな砂の掃除とお手入れにかかっています。

知っておきたいこと:

  • 透明なプラスチック製のドアフラップが付いています。戸惑う猫もいるうえ、トイレの中ににおいがこもりやすくなります。外してしまう飼い主も多く、そのほうが風通しがよくなり、猫も入りやすくなります。

コスパベスト:Arm & Hammer Large Sifting Litter Box

コスパベスト

Arm & Hammer Large Sifting Litter Box

持ち上げてふるうだけで排せつ物ときれいな砂を分けられるふるい式トイレで、毎日の掃除が早く簡単になります。大きく側面の高いトレーは猫がゆったり使え、抗菌加工Microbanがにおいを抑えます。

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Arm & Hammer Large Sifting Litter Boxなら、スコップは必要ありません。重ねて使う3枚のトレーが付属し、そのうち1枚がふるいになっています。ふるいのトレーを持ち上げるときれいな砂が下のトレーに落ち、排せつ物だけが残るので、それを捨てます。あとはトレーを重ね直せば完了です。

サイズは19×15インチ、側面の高さは8インチで、たいていの猫には十分な広さがあり、高い側面が砂をトイレの中にとどめてくれます。プラスチックにはMicrobanが練り込まれており、砂を全交換するまでの間、においの原因となる細菌の繁殖を抑えます。アメリカ製で再生プラスチックを使用しており、底面が補強されていて、価格のわりにしっかりした作りです。

松のペレット、シリカゲル系の砂、一般的な固まるタイプの砂など、ほとんどの種類の猫砂に対応しています。Arm & Hammerは自社のSlideという猫砂を推奨しています。

知っておきたいこと:

  • 毎日ふるっているとトレーが傷んでくるので、年に1回ほどの交換を見込んでおきましょう。

ワンランク上のベスト:Modkat Flip Litter Box

ワンランク上のベスト

Modkat Flip Litter Box

高い側面と使い方を選べるフリップ式のフタで砂の飛び散りを防ぎつつ、掃除のときは簡単に開けられるモダンな猫用トイレです。中は広く、どんな体格の猫にも対応し、すっきりしたデザインはどんな部屋にもなじみます。

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トイレを人目につく場所に置くなら、Modkat Flip Litter Boxを選びましょう。一般的なトイレより厚いプラスチックでできていて、しっかりした手ざわりです。高い壁が、勢いよく砂を掘る猫の砂の飛び散りを防ぎ、高い位置におしっこをする猫にも対応します。色はホワイト、ブラック、グレーの3色で、シンプルでモダンな見た目は、狭いアパートや仕切りのない間取りにもよく合います。

フタは前側を磁石、後ろ側を蝶番で留める仕組みなので、掃除のときは完全に外すのではなく、後ろに折りたたんでよけておけます。頭上の空間がほしいけれど高い壁はあったほうがよい猫のために、フタを半分または全部開けたままにしておくこともできます。スコップは縁に掛けておけるので、いつでもすぐ手に取れます。

Modkat専用のターポリン製ライナーは、四隅のハトメに掛けてトイレの内側に垂らして使います。取り付けも取り外しも簡単で、砂がくっつかず、爪にも強い素材です。ライナーを入れておけば、本体が比較的軽いこともあり、フード付きトイレのなかでも中身を丸ごと捨てやすい部類に入ります。

知っておきたいこと:

  • 一般的なトイレより値段が高く、ライナーの費用も継続的にかかります。ライナーは1枚で数か月もちます。より安価な再生紙製のライナーもありますが、こちらはもっと頻繁に交換が必要です。
  • 自分でトイレを丸洗いするのが苦にならなければ、ライナーなしでも使えます。
  • ライナーが品薄になることがあるので、予備を1枚持っておくと安心です。

どんなトイレでも清潔に保つコツ

砂の掃除は少なくとも1日1回、そして定期的に砂を全部入れ替えましょう。掃除をさぼった分を補えるフィルターやコーティングはありません。トイレは猫の食事や水から離れた、静かで行きやすい場所に置き、猫が慣れたらなるべく動かさないようにしましょう。

新しく猫を迎える準備をしているなら、猫を迎える前にそろえたいもののチェックリストでトイレまわりも紹介しています。家の中での爪とぎや上下運動については、おすすめのキャットタワーのガイドをご覧ください。